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鏡の前の君
現代で生きる
人間は
鏡の前に
立っている
鏡の前で
一人っきりで
立っている
君は
その鏡に
映っている
他人から見た
君に基づいて
君という
人格や自我を
知らず知らずの
無意識の内に形成し
他人から見た自分を
自分自身で
操っている
哀しい
操り人形になっている
そして
その愚かな行動に
嫌気がさすと
今度は完全に
拒絶し反発する
そのことから
分かることは
鏡に映った君も
それを拒絶した君も
それは
君自身ではなく
赤の他人が
君のイメージで
作り上げた
投影でしかない
君の
コピーでしかない
君自身ではない
人間が
生きるということは
そうじゃねぇだろ
人間の
尊厳は
そんなもんじゃねぇだろ
崇高な人間の
魂の輝きとか
尊厳ある人間の
魂の爆発とかは
そんなもんじゃねぇだろ
君は
何のために
生きているんだ
操り人形になるために
わざわざ
生きているわけじゃないだろ
君が
君になるために
生きているんだろ
その答えは
君の
魂の中にしかない
操り人形の
糸をブチ切れ
鏡を粉々に
ぶち壊せ
君は
君なんだ
誰かが作った
君じゃない
君は
君自身なんだ
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